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グーグルマイビジネスのMEO対策とは?基本と効果を出すポイント

2026.02.06

「店舗への集客を増やしたい」「Googleマップで自社の情報を上位に表示させたい」とお考えの店舗オーナーやWeb担当者の方へ。その解決策となるのが、Googleビジネスプロフィール(旧:グーグルマイビジネス)を活用したMEO対策です。MEO対策の成功の鍵は、Googleに正しいビジネス情報を伝え、ユーザーにとって有益な情報を継続的に発信し、信頼関係を築くことにあります。本記事では、MEO対策とは何かという基本から、SEOとの違い、具体的なメリット、そして初心者でも今日から始められるGoogleビジネスプロフィールの登録・設定方法を丁寧に解説します。さらに、Googleからの評価を高め、来店につなげるための7つの具体的な運用ポイントから注意点まで網羅的にご紹介。この記事を最後まで読めば、MEO対策の全体像と実践的なノウハウがすべて分かり、効果的な店舗集客を実現できます。

目次

グーグルマイビジネスを使ったMEO対策とは

実店舗への集客を最大化したいオーナー様にとって、今や欠かせないWebマーケティング施策が「MEO対策」です。特に、無料で利用できる「Googleビジネスプロフィール(旧:グーグルマイビジネス)」を最大限に活用することが成功の鍵を握ります。この章では、MEO対策の基本的な概念から、なぜGoogleビジネスプロフィールが重要なのか、そして混同されがちなSEO対策との違いまで、初心者の方にも分かりやすく解説します。

MEO対策はGoogleマップでの上位表示施策

MEO対策とは、「Map Engine Optimization」の略称で、日本語では「マップエンジン最適化」と訳されます。具体的には、Googleマップを対象とした検索結果で、自社の店舗やビジネスの情報を上位に表示させるための一連の施策を指します。

例えば、ユーザーが「渋谷 ランチ」や「新宿 美容室」といった「地域名+業種・サービス名」で検索した際、検索結果の上部に地図と共に表示される3つの店舗情報(ローカルパック)や、Googleマップアプリ内での検索結果で、自店がより目立つ位置に表示されることを目指します。このMEO対策を適切に行うことで、来店意欲の高い潜在顧客に対して効果的にアプローチし、実店舗への集客を直接的に促進することが可能になります。

グーグルマイビジネス(Googleビジネスプロフィール)の重要性

MEO対策を実践する上で、その中核を担うのが「Googleビジネスプロフィール」です。これは、Google検索やGoogleマップ上に表示されるビジネス情報をオーナー自身が管理・編集できる無料の公式ツールです。

Googleは、このビジネスプロフィールに登録された情報を基に、検索結果の表示順位を決定しています。そのため、店舗の基本情報(住所、電話番号、営業時間など)を正確に登録し、常に最新の状態に保つことがMEO対策の第一歩となります。さらに、写真の追加、口コミへの返信、最新情報の投稿といった機能を活用してプロフィールを充実させることで、Googleからの評価が高まり、検索結果で上位に表示されやすくなります。つまり、Googleビジネスプロフィールは、MEO対策を成功させるための司令塔であり、ユーザーとの重要なコミュニケーションツールでもあるのです。

MEO対策とSEO対策の違い

MEO対策とよく比較されるものに「SEO対策」があります。どちらもGoogleの検索結果で上位表示を目指す点では共通していますが、その目的や施策対象には明確な違いがあります。両者の違いを正しく理解し、自社の目的に合わせて適切に使い分けることが重要です。

比較項目MEO対策SEO対策
目的特定の地域での実店舗への集客(来店促進)自社ウェブサイトへのアクセス増加
主な施策対象Googleビジネスプロフィール自社ウェブサイト(コンテンツ、内部構造など)
表示される場所Googleマップ、検索結果のローカルパック自然検索結果(オーガニック検索)
有効なキーワード「地域名 + 業種」など地域性の高いキーワード地域性に限定されない、より広範なキーワード
主な競合近隣エリアの同業他社全国の同業他社のウェブサイト

このように、MEO対策は「地域」に特化した実店舗向けの集客施策であるのに対し、SEO対策はより広範なユーザーを対象としたウェブサイトへの集客施策です。これらは対立するものではなく、MEO対策で近隣の潜在顧客に来店を促し、SEO対策でブランドの認知度を高めるといったように、相互に連携させることでWeb集客の効果を最大化できます。

グーグルマイビジネスでMEO対策を行うメリット

Googleビジネスプロフィール(旧:グーグルマイビジネス)を活用したMEO対策は、特に実店舗を持つビジネスにとって、多くの強力なメリットをもたらします。なぜ今、多くの店舗がMEO対策に力を入れているのか、その具体的な利点を3つの側面から詳しく解説します。

無料で店舗の集客力を高められる

MEO対策の最大の魅力の一つは、広告費用をかけずに無料で始められる点です。Googleビジネスプロフィールの登録、情報の更新、投稿、口コミへの返信といった基本的な運用はすべて無料で行えます。Web広告やチラシなどの従来の集客方法には一定のコストがかかりますが、MEO対策は初期投資やランニングコストを抑えながら、オンライン上での露出を増やし、集客力を向上させることが可能です。

もちろん、運用を代行業者に依頼すれば費用は発生しますが、自社で運用する限りはコストゼロで始められます。これは、特に広告宣伝費に大きな予算を割けない中小規模の店舗や、開業したばかりのビジネスにとって非常に大きなアドバンテージと言えるでしょう。費用対効果が極めて高い集客手法として、まず最初に取り組むべきWebマーケティング施策です。

来店意欲の高いユーザーにアプローチできる

MEO対策が効果的な理由は、アプローチできるユーザーの質にあります。「渋谷 カフェ」「新宿 居酒屋 個室」のように、「地域名+業種・目的」で検索するユーザーは、来店する意欲が非常に高い傾向にあります。彼らは「今から行きたい」「近いうちに利用したい」と考えている、いわば「今すぐ客」です。MEO対策でGoogleマップの検索結果上位に自店舗を表示させることで、このような購買意欲の高い潜在顧客に直接アピールできます。

Googleビジネスプロフィールには、電話番号、ウェブサイトへのリンク、ルート案内など、ユーザーが次のアクションを起こしやすい機能が揃っています。検索結果であなたの店舗を見つけたユーザーが、そのままワンタップで電話予約をしたり、マップアプリで店舗までの道順を確認したりと、スムーズに来店や問い合わせへと繋げることができる動線が設計されています。

他のWeb施策と比較しても、MEO対策がターゲットとするユーザー層の「来店意欲の高さ」は際立っています。

施策主なターゲットユーザー層期待される効果
MEO対策「地域名+業種」で検索する目的が明確な顕在層(今すぐ客)直接的な来店・問い合わせの促進
SEO対策幅広い情報を探している潜在層〜顕在層広範な認知獲得、ブランディング
リスティング広告特定のキーワードに合致する顕在層即効性のある集客、コンバージョン獲得

ユーザーからの信頼を獲得できる

GoogleマップやGoogle検索という、多くの人が日常的に利用するプラットフォーム上で正確な情報が掲載されていることは、ユーザーに安心感を与え、店舗への信頼性を高める上で非常に重要です。営業時間や定休日、住所、電話番号といった基本情報が正確に整備されているだけで、「きちんと運営されている店舗」という印象を与えることができます。

さらに、MEO対策において信頼獲得の鍵となるのが「口コミ(レビュー)」です。第三者からの客観的な評価である口コミは、ユーザーが店舗を選ぶ際の極めて重要な判断材料となります。良い口コミが多ければ、それだけで強力な宣伝効果を発揮します。また、たとえネガティブな口コミが投稿されたとしても、それに真摯に返信することで、顧客の声に耳を傾ける誠実な姿勢を示すことができ、かえって他のユーザーからの信頼を高める機会にもなり得ます。

加えて、店舗の外観や内装、メニュー、スタッフなどの写真を充実させることも、ユーザーが事前に店の雰囲気を知ることができるため、来店前の不安を払拭し、信頼と期待感を醸成するのに役立ちます。透明性の高い情報開示とユーザーとの誠実なコミュニケーションを通じて、ビジネスの信頼性を着実に高めていくことができるのです。

MEO対策の始め方 グーグルマイビジネスの登録と基本設定

MEO対策を始めるための第一歩は、Googleビジネスプロフィール(旧:グーグルマイビジネス)への登録と、検索エンジンやユーザーにビジネスを正しく認識してもらうための基本設定です。この初期設定の精度が、後のMEO対策の効果を大きく左右します。ここでは、登録から必須の設定項目までを、手順を追って具体的に解説します。

Googleアカウントの作成とビジネス情報の登録

まず、Googleビジネスプロフィールを管理するためのGoogleアカウントが必要です。既にお持ちのアカウントを使用することも、ビジネス専用に新しく作成することも可能です。アカウント準備後、以下の手順でビジネス情報を登録していきます。

  1. Googleビジネスプロフィールへのアクセス: Googleで「Googleビジネスプロフィール」と検索し、公式サイトにアクセスします。「管理を開始」ボタンから登録プロセスを始めます。
  2. ビジネス名の入力: ユーザーが検索する際や店舗を訪れる際に使う、正式な店舗名・会社名を正確に入力します。MEO対策を意識してキーワードを詰め込むと、ガイドライン違反とみなされる可能性があるため避けてください。
  3. ビジネスカテゴリの選択: あなたのビジネス内容を最も的確に表すカテゴリを選択します。例えば、イタリアンレストランであれば「イタリア料理店」を選びます。このカテゴリは、ユーザーが「地域名+業種」で検索した際に、あなたのビジネスが表示されるかどうかに直結する非常に重要な項目です。
  4. 店舗・オフィスの有無と住所の入力: ユーザーが実際に訪れることができる実店舗やオフィスがある場合は「はい」を選択し、正確な住所を入力します。郵便番号から建物名、部屋番号まで省略せずに記載しましょう。出張サービスなどで特定の拠点がない場合は「いいえ」を選択します。
  5. 連絡先情報とウェブサイトの登録: ユーザーからの問い合わせ窓口となる電話番号と、ビジネスの詳細情報を掲載している公式ウェブサイトのURLを登録します。ウェブサイトがない場合は、無料で作成できるビジネスプロフィールサイトのオプションも利用できます。

オーナー確認を完了させる方法

ビジネス情報を登録した後、そのビジネスの正当な所有者であることを証明する「オーナー確認」を行う必要があります。この手続きを完了させないと、口コミへの返信やインサイトの閲覧など、MEO対策に不可欠な機能のほとんどが利用できません。確認方法はビジネスの状況によって異なりますが、主に以下の方法があります。

確認方法概要と特徴
ハガキによる確認最も一般的な方法です。登録したビジネスの住所に、Googleから確認コードが記載されたハガキが郵送されます(通常1〜2週間程度)。届いたコードを管理画面で入力すると確認が完了します。
電話またはSMSによる確認一部のビジネスで利用可能です。登録した電話番号に自動音声またはSMSで確認コードが通知されます。即時に確認できるのがメリットです。
メールによる確認こちらも一部のビジネスのみ対象です。ビジネスのドメイン(例: info@your-company.com)を持つメールアドレスに確認コードが送信されます。
動画による確認店舗の外観や看板、店舗内の様子、運営を証明する書類などをスマートフォンで撮影し、アップロードする方法です。ビジネスの存在を視覚的に証明します。
Search Consoleによる確認ビジネスの公式ウェブサイトが既にGoogle Search Consoleに登録・連携されている場合、即時にオーナー確認が完了することがあります。

管理画面に表示される選択肢の中から、ご自身のビジネスに合った方法で速やかにオーナー確認を済ませましょう。

NAP情報を正確に統一する

NAP情報とは、Name(名前)、Address(住所)、Phone number(電話番号)の頭文字を取った言葉です。Googleは、インターネット上に散在する様々な情報源(自社サイト、SNS、ポータルサイトなど)からあなたのビジネス情報を収集し、その一貫性を評価しています。これらのNAP情報に表記の揺れや食い違いがあると、Googleからの信頼性が低下し、MEOの評価に悪影響を及ぼす可能性があります

例えば、以下のような表記の揺れがないか、Googleビジネスプロフィールに登録した情報を正として、他のすべての媒体で統一することが重要です。

項目良い例(統一された表記)悪い例(表記の揺れ)
ビジネス名株式会社ABC(株)ABC / ABC Co., Ltd.
住所東京都渋谷区神南1-2-3 ABCビル4F東京都渋谷区神南1丁目2-3 / 渋谷区神南1-2-3-4F
電話番号03-1234-567803 (1234) 5678 / +81-3-1234-5678

自社のウェブサイトはもちろん、FacebookやInstagram、X(旧Twitter)といったSNS、業界専門のポータルサイトなどに掲載している情報もすべて見直し、NAP情報を完全に一致させましょう。

ユーザーに響くビジネスのカテゴリと属性設定

ビジネスの基本情報を登録したら、次により詳細な情報を設定して、ユーザーにとっての魅力を高めていきます。特に「カテゴリ」と「属性」は、ユーザーの検索意図とあなたのビジネスを繋ぐ重要な役割を果たします。

メインカテゴリと追加カテゴリの選び方

登録時に設定した「メインカテゴリ」は、あなたのビジネスの核心を表す最も重要なものです。しかし、提供しているサービスが多岐にわたる場合もあるでしょう。その際は「追加カテゴリ」を設定することで、ビジネスの幅広さを示すことができます。

  • メインカテゴリ: ビジネスを最も的確に表現するカテゴリを1つだけ設定します。(例: 「美容室」)
  • 追加カテゴリ: メイン以外のサービス内容を表すカテゴリを複数設定できます。(例: 「着付け」「ヘッドスパ専門店」など)

適切なカテゴリを設定することで、より具体的なニーズを持ったユーザーの検索結果に表示されやすくなります。競合の店舗がどのようなカテゴリを設定しているかを参考にしながら、自社の強みを最大限にアピールできるカテゴリを選びましょう。

属性情報を追加してビジネスの魅力を伝える

「属性」とは、設備やサービスに関する詳細情報のことです。例えば「Wi-Fi利用可能」「テイクアウト対応」「バリアフリー対応の入り口」といった情報がこれにあたります。属性を設定することで、ユーザーは来店前にその店舗が自分のニーズに合っているかを判断しやすくなります。

設定できる属性はビジネスカテゴリによって異なりますが、以下のようなものがあります。

  • 飲食店: 「テラス席あり」「個室あり」「深夜営業」「デリバリー対応」
  • 小売店: 「駐車場あり」「クレジットカード対応」「非接触型決済」
  • 宿泊施設: 「ペット同伴可」「無料Wi-Fi」「エアコン完備」
  • サービス業: 「要予約」「女性オーナー」「オンライン予約」

これらの属性は、ユーザーが「Wi-Fi カフェ 渋谷」のように具体的な条件で検索した際に、検索結果に表示される可能性を高めます。提供しているサービスや設備に関する属性は、可能な限りすべて設定し、ユーザーの利便性を高めることがMEO対策の強化に繋がります

Googleの評価を高めるMEO対策 7つの運用ポイント

グーグルマイビジネス(Googleビジネスプロフィール)の基本設定が完了したら、次はいよいよ本格的なMEO対策の運用フェーズに入ります。Googleはビジネスプロフィールに登録された情報の豊富さや更新頻度、ユーザーとの交流などを評価し、検索順位を決定します。ここでは、Googleからの評価を高め、ローカル検索で上位表示を狙うための具体的な7つの運用ポイントを詳しく解説します。

ポイント1 最新情報を投稿機能で発信する

投稿機能は、ビジネスの最新情報をユーザーに直接届けられる強力なツールです。ブログやSNSのように、イベント、キャンペーン、新商品、臨時休業など、タイムリーな情報を発信しましょう。定期的な情報発信は、ユーザーの関心を引くだけでなく、Googleに対して「このビジネスは積極的に活動している」というシグナルを送ることになり、MEO評価の向上につながります。

投稿には以下の種類があり、目的に応じて使い分けることが重要です。

  • 最新情報:一般的なお知らせやニュースを投稿します。
  • イベント:セミナーやセールなど、特定の期間で開催されるイベントの告知に適しています。
  • 特典(クーポン):割引クーポンや特典情報を発信し、来店を促進します。
  • 商品:特定の商品を写真付きで紹介できます。

投稿を作成する際は、ユーザーの目を引く写真や動画を必ず含め、「予約」「詳細はこちら」「購入」といったCTA(Call To Action:行動喚起)ボタンを設置することで、ユーザーの次のアクションを促しやすくなります。週に1回程度の更新を目安に、継続的な情報発信を心がけましょう。

ポイント2 魅力的な写真や動画を定期的に追加する

ユーザーが店舗を選ぶ際、写真や動画といった視覚情報は非常に重要な判断材料となります。清潔感のある店内、美味しそうな料理、楽しそうなスタッフなど、魅力的なビジュアルはユーザーの来店意欲を大きく刺激します。テキスト情報だけでは伝わらないお店の雰囲気や強みを、写真や動画で効果的にアピールしましょう。

最低限、以下のカテゴリの写真は揃えておくことをおすすめします。

写真カテゴリ内容の例
外観店舗の入り口や看板が分かりやすい写真。異なる時間帯(昼・夜)の写真を複数枚登録すると親切です。
内観店内の全体的な雰囲気、客席、個室、カウンター、待合室などの写真。清潔感やコンセプトが伝わるように撮影します。
商品・サービス料理、商品、施術の様子など、提供しているものが具体的にわかる写真。看板メニューや人気商品は必ず掲載しましょう。
スタッフスタッフが働いている様子や集合写真。顔が見えることでユーザーに安心感を与え、親近感を持ってもらえます。
ロゴ・カバー写真ビジネスを象徴するロゴと、プロフィール上部に表示されるカバー写真。ブランドイメージを伝える重要な要素です。

写真はスマートフォンでも問題ありませんが、できるだけ明るく、高画質なものを登録することがポイントです。また、定期的に新しい写真を追加して情報の鮮度を保つことも忘れないようにしましょう。360°ビュー(ストリートビュー)を追加すると、ユーザーが店内を疑似体験でき、より強いアピールになります。

ポイント3 口コミの獲得と丁寧な返信を徹底する

MEO対策において、口コミは最も重要な要素の一つです。実際にサービスを利用したユーザーからの評価は、他のユーザーにとって信頼性の高い情報源となります。Googleも口コミの数、評価の高さ(星の数)、そしてオーナーからの返信を重要な評価指標としています。質の高い口コミを増やし、すべての口コミに誠実に返信することが、検索順位を押し上げる鍵となります。

良い口コミを増やすためには、満足度の高いサービスを提供することが大前提ですが、それに加えて来店客への声かけや、会計時に口コミ投稿をお願いするPOPやQRコードを設置するなどの地道な働きかけが効果的です。ただし、特典や割引と引き換えに口コミを依頼する行為はGoogleのガイドラインで禁止されているため注意が必要です。

そして、投稿された口コミには、良い内容・悪い内容にかかわらず、できるだけ早く(24時間以内が理想)丁寧に返信しましょう。感謝の気持ちや、指摘に対する謝罪と改善策を具体的に示すことで、他のユーザーに誠実な印象を与え、店舗の信頼性を高めることができます。

良い口コミへの返信例

この度はご来店いただき、誠にありがとうございます。また、温かいお言葉と高い評価をいただき、スタッフ一同大変嬉しく思っております。〇〇(商品名など)は当店自慢の一品ですので、お気に召していただけて光栄です。今後もご満足いただけるよう努めてまいりますので、またのご来店を心よりお待ちしております。

悪い口コミへの返信例

この度はご来店いただいたにもかかわらず、〇〇の件でご不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ございませんでした。ご指摘いただいた点を真摯に受け止め、スタッフの指導を徹底し、再発防止に努めてまいります。貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございました。もしよろしければ、改めてサービスを提供させていただく機会をいただけますと幸いです。

ポイント4 Q&A機能を活用してユーザーの疑問を解消する

Q&Aは、ユーザーがビジネスに対して質問を投稿し、オーナーや他のユーザーがそれに回答できる機能です。ユーザーが抱える疑問や不安を事前に解消することで、来店や問い合わせへのハードルを下げることができます。

ユーザーからの質問には迅速かつ正確に回答することが基本ですが、よくある質問(FAQ)をオーナー自身が「質問」と「回答」の形で投稿しておく「自作自演」の活用も非常に有効です。例えば、以下のような質問をあらかじめ登録しておくと、ユーザーの利便性が格段に向上します。

  • 「駐車場はありますか?」
  • 「クレジットカードは使えますか?」
  • 「予約は必要ですか?」
  • 「ペット同伴は可能ですか?」
  • 「〇〇(商品名)はテイクアウトできますか?」

Q&Aの内容もGoogleの評価対象となるため、回答文に関連キーワードを自然に含めることで、MEO効果を高めることが期待できます。

ポイント5 商品やサービス情報を充実させる

「商品」や「サービス」の項目を充実させることで、自店が何を提供しているのかをユーザーとGoogleに明確に伝えることができます。特に飲食店ならメニュー、美容室や整体院なら施術メニューと料金を詳細に登録しておくことで、ユーザーは具体的な検討がしやすくなります。

商品やサービス名、価格、説明文、写真を正確に登録することは、ユーザーの検索キーワードとの関連性を高める直接的なMEO対策となります。「〇〇(地域名) パスタ」といった検索に対して、メニューにパスタを登録していれば、上位表示される可能性が高まります。カテゴリ分けを適切に行い、ユーザーが見たい情報にすぐにたどり着けるように整理することが重要です。提供しているサービスは漏れなく登録しましょう。

ポイント6 インサイト機能で分析と改善を繰り返す

インサイト機能(現在は「パフォーマンス」という名称)は、Googleビジネスプロフィールの運用効果を測定するための無料の分析ツールです。このデータを定期的に確認し、分析することで、MEO対策の方向性を修正し、改善していくことができます。

特に注目すべき主要な指標は以下の通りです。

分析指標確認できること・分析のポイント
検索クエリユーザーがどのようなキーワードで検索して、自社のビジネスプロフィールにたどり着いたかがわかります。想定外のキーワードがあれば、新たな強みとしてアピールするヒントになります。
ユーザーがビジネスを検索した方法「直接検索(店名など)」「間接検索(カテゴリやサービス名など)」「ブランド検索」の割合がわかります。間接検索での表示回数を増やすことが、新規顧客獲得の鍵となります。
ユーザーの行動プロフィールを見たユーザーが「ウェブサイトへのアクセス」「ルートの検索」「通話」を何回行ったかがわかります。これらの数値の増減を見て、施策の効果を測定します。
写真の閲覧数競合他社と比較して、自社の写真がどれだけ見られているかがわかります。閲覧数が少ない場合は、写真の質や枚数を見直す必要があります。

これらのデータを元に、「どのキーワードでの上位表示を目指すか」「どの写真がユーザーの反応が良いか」「投稿内容は見直すべきか」といった仮説を立て、実行し、再度結果を分析するというPDCAサイクルを回し続けることが、MEO対策を成功させる上で不可欠です。

ポイント7 サイテーションを高める

サイテーションとは、他のウェブサイトやSNS、ポータルサイトなどで、自社のビジネス情報(店名、住所、電話番号)が言及・引用されることを指します。Googleは、このサイテーションの数や質を、そのビジネスの「知名度」や「信頼性」を測るための指標の一つとして利用しています。

サイテーションを高めるための具体的な方法は以下の通りです。

  • 地域の情報ポータルサイト(例:エキテン、ぐるなび、ホットペッパーなど)に登録する
  • 自社の公式ウェブサイトやSNS(Facebook, Instagram, Xなど)に正確な店舗情報を記載する
  • 業界団体のウェブサイトや関連するブログで紹介してもらう

サイテーションにおいて最も重要なことは、すべての媒体でNAP情報(Name:店名, Address:住所, Phone:電話番号)を完全に統一することです。例えば、「株式会社ABC」と「(株)ABC」、「〇〇ビル1F」と「〇〇ビル1階」といった表記の揺れがあると、Googleはそれらを別の情報として認識してしまい、評価が分散してしまう可能性があります。Googleビジネスプロフィールに登録した情報を正として、すべての表記を統一するように徹底しましょう。

グーグルマイビジネスのMEO対策で注意すべきガイドライン違反

MEO対策で着実に成果を上げるためには、Googleが定めるガイドラインを正しく理解し、遵守することが絶対条件です。良かれと思って行った施策が、意図せずガイドライン違反となり、ペナルティを受けてしまうケースも少なくありません。ペナルティを受けると、検索順位が大幅に下落するだけでなく、最悪の場合、Googleビジネスプロフィール自体が停止されるリスクもあります。ここでは、特に注意すべき代表的なガイドライン違反について詳しく解説します。

キーワードの詰め込みや誇張表現

ユーザーにビジネスをアピールしたいという思いから、ビジネス名や説明文に情報を詰め込みたくなるかもしれませんが、これはガイドライン違反につながる可能性が高い行為です。特にビジネス名の表記には厳格なルールが存在します。

Googleビジネスプロフィールの名称は、看板やウェブサイトなどで実際に使用している正式名称(屋号)と完全に一致させる必要があります。地域名、サービス内容、キャッチコピーなどを無断で追加することは「キーワードの詰め込み(キーワードスタッフィング)」と見なされ、ペナルティの対象となります。

また、「人気No.1」「地域最安値」といった誇張表現や、不要な記号(【】★など)の使用も認められていません。常にユーザーが誤解しない、正確で誠実な情報提供を心がけましょう。

違反となる可能性のある例正しい表記例
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口コミに関する禁止行為

ユーザーからの口コミは、MEO対策において極めて重要な要素ですが、その集め方には細心の注意が必要です。Googleは、ユーザーの正直な意見が反映されることを重視しており、口コミの信頼性を損なう行為を厳しく禁じています。

特に問題となるのが、報酬や特典と引き換えに口コミを依頼する「インセンティブ」の提供です。「口コミを投稿してくれたら会計から10%割引」「高評価レビューでドリンク1杯サービス」といった行為は、明確なガイドライン違反となります。これは金銭や割引だけでなく、商品やサービスとの交換も含まれます。

また、経営者や従業員が自らのビジネスに高評価の口コミを投稿する「自作自演」や、知人になりすまして投稿する行為も絶対に行ってはいけません。これらの不正行為は、Googleのシステムによって検知される可能性が高く、発覚した場合は厳しい措置が取られます。

ネガティブな口コミの投稿を意図的に妨害したり、満足した顧客にだけ口コミを依頼したりする「口コミの選別(チェリーピッキング)」も不適切な行為とされています。すべての顧客に対して平等に口コミ投稿を依頼し、寄せられた意見には真摯に対応することが、長期的な信頼獲得につながります。

禁止行為の種類具体的な行為の例
自作自演・なりすまし経営者、従業員、またはその関係者が、自身のビジネスに対して肯定的な口コミを投稿する。
インセンティブの提供口コミ投稿の見返りとして、割引、クーポン、無料の商品やサービスなどを提供する。
口コミ投稿場所の限定店舗に設置したPCやタブレット端末から、顧客にその場で口コミ投稿を促す(キオスク行為)。
否定的な口コミの妨害ネガティブな口コミの投稿を思いとどまらせたり、満足度の高かった顧客にのみ口コミ投稿を依頼したりする。
利害に関する虚偽の申告競合他社のビジネスプロフィールに対して、意図的に低い評価の口コミを投稿する。

まとめ

本記事では、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)を活用したMEO対策の基本から、効果を出すための具体的な運用ポイントまでを網羅的に解説しました。MEO対策とは、Googleマップ上で自店舗の情報を上位表示させ、来店意欲の高い潜在顧客に直接アプローチするための、現代の店舗ビジネスにおいて不可欠なWeb集客施策です。

MEO対策で成果を出すための結論は、「ユーザーにとって価値のある正確な情報を、継続的に提供し続けること」に尽きます。NAP情報の統一やビジネスカテゴリの設定といった基本を固めた上で、「投稿機能での情報発信」「魅力的な写真の追加」「口コミへの丁寧な返信」といった7つの運用ポイントを地道に実践することが、Googleからの評価を高め、競合との差別化につながるのです。

ガイドラインを遵守し、インサイト機能を活用して分析と改善を繰り返しながら、ユーザーとの信頼関係を築いていくことが成功への最短ルートです。この記事を参考に、ぜひ今日からMEO対策に取り組み、店舗の集客力を最大化させましょう。

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MEO HACKは宿泊業界、飲食店、クリニックなど様々な業界・業種でMEO対策を行ってまいりました。「自分で対策しても順位が上がらない」、「これってどうなの?」といったお悩みやご質問もお気軽にお問い合わせください。

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